ABOUT

1965年カリフォルニア州マリブに生まれたビルウォール(本名; ウィリアム・クレイグ・ウォール)は20歳の時にバイク事故で破損したレザーブルゾンを自分で修理しながら同時にカスタムを始め
当時まだ珍しかったフロッグレザーやスティングレーレザーを用い、 アートワークと呼ばれる装飾技術を確立
同時にシルバーをブルゾンの釦や補強に用いる等、 他には無い斬新なアイデアで唯一無二の世界観を得る事に成功する。
また生来の器用さや拘りのディテールにより更なる進化を遂げたそれらレザーアイテムは瞬く間にマリブ周辺の生粋のハードコアバイカーを虜にし、 1985年、 自らの愛称である「ビルウォール」を名に冠した「Bill Wall leather inc.」を故郷マリブに設立。
その後、レザーウェア以外にもバイカーの為のウォレットチェーンや、 ブルゾンのジッパーから派生したアクセサリーペンダント等、 精力的にアイテム製作を行っていく。
すべてのアイテムはアメリカ的思考「Do it youself : 自分で行う」に基づいて作られており彼のライフスタイルである「海」「バイク」「マリブの自然」からインスピレーションを受け
機能性をも兼ね備えたデザイン性溢れるアイテム群を求めて、 いつしかマリブは元よりカリフォルニア州全土から、 さらには各界著名人も彼のアトリエに足繁く通うようにまでなっていく。

創立より25周年を迎え、変わる事のない厳密な自社アトリエでの「品質管理」、少数の熟練の職人達によりのみ製作されるアイテムと、 生産工程での手間隙を惜しまない飽くなき向上心。
さらには今では語り草になっている「主流であるロストワックス製法に頼らない、メタルの塊から削り出しにて製作される原型製作法」など、 クオリティへの徹底した拘りは、 ビルウォールというブランドではもはや常識と言える程の高みを見せている。

ここ日本でもシルバージュエリー業界最後の重鎮として確固たる地位を確立した現在、 デザイナー自身は今尚こう語る
「名前の上にあぐらをかくなんて神様でもない限り、するもんじゃない。 まだやりたい事の半分も実現出来ていない気がするんだ。
色々な経験を25年間してきて、ふっとした時に”俺は何か良い事をみんなに残せたか?”と自分に質問して答えが出なかったんだ。
つまり俺はまだそんなもんだと思い当たったら、 こうしちゃいられない! チャレンジしなくちゃ! と思ったわけさ。」

そして最後に彼はこう締めくくった「満足したらどうするか? きっと不幸だろうな。 それ以上が無くなる。」
多数のセレブリティが顧客に名を連ねるビルウォールレザー。
それでもスタンスを変えない彼だからこそ、今がある。
そしてそれはこれからも変わらずに、さらなる高みへと突き進んで行く。

保有する喜びだけではない、 共に現在を生きるという感触を感じてほしい。